連載②【きれいより先に「伝わるか」写真が担う役割が変わった】
- 由香 吉野
- 1月15日
- 読了時間: 2分
前回のブログは、
「頑張っているのに届かない」が起きる理由は、 あなたの努力不足ではなく、
同じ競合相手が増えた構造の話だと書きました。
(前回はこちら⇓)
じゃあ、どうしたら届くのか。
今日は、その続きです。
きれいかどうかより、伝わるかどうか
その変化を、言葉にしていきます。

AIの急激な進歩により
画像や動画を上手に作る技術も進み
昔は、写真がきれいなだけで目立てたものが
今は、きれいな写真は大前提となり
写真の役割自体が変わりました。
写真は、
「センスの良い写真を見せるため」
だけではなく、
何をしている人かを伝えるために
使われるようになる。
私の写真教室でも 写真を習いたいという人の多くは
ご自身の作品や商品、サービスを
よりよく見せるためのツールとして
利用したいのが大半を占めますが
これからは
教室で言えば、こんな感じです。
何を教えている教室なのか
どんな空気感の教室なのか
その先生は、どんな視点で教えるのか
そのレッスンを受けると、自分がどう変わるのか
これを、文章だけで全部伝えるのは難しいから
写真が必要になるわけです。
ただ、ここでよくある落とし穴があります。
写真を撮るとき、
ついつい全部入れたくなるんです。
きれいさも、丁寧さも、情報も、雰囲気も。
「全部伝えようとする」ことは逆効果です。

むしろ、全部入れるほど、印象が薄くなるし
何を伝えたいのかわからなくなる。
写真を仕事に使うなら、
先に決めてほしいことが1つ。
この写真で、何をいちばん伝えたいのか。
仕上がり?
レッスン中の空気?
先生の暮らし?
選ばれる理由?
目的が違えば、撮るものも変わります。
目的を決めずに撮るから、
迷子になります。
その結果、よく聞く言葉が出てくる、
「世界観がない気がする」
「普通の写真になる」
「なんか違う気がする」
でもそれは、世界観の問題というより、
意図が整理ができていない混乱なんです。
じゃあ、意図はどうやって整理するのか。
ここで次の問題が出てきます。
「ひとりだと、ズレていく」。
次の記事連載③で、その話に入ります。
伝わらない世界観から、
ひと目で伝わる写真へ。
写真は整ってから撮るものではなく
整えながら撮っていくもの。
海と月と
写真講座主宰 よしのゆか



